top of page
フジワラユカ

天皇誕生日の陛下のご会見と宮殿「石橋の間」について


こんにちは。 風水コンサルタントのフジワラユカです。 今日は天皇誕生日。 来年4月をもって譲位される陛下の会見は ご覧になった方も多いと思います。 16分ちょっとにおよぶお話はぜひすべてお子さんたちにも 見ていただきたいなと思いました。 知らず知らず正座して聞いていました。 心打たれるお話でした。 その真摯なお姿や言葉の選び方とともに日本の近代の歴史を 振り返られたお話は、戦後生まれの私たちにとって 学びの多いものでもありました。 ・・・・・・・・・ この会見が行われた場所は、皇居の宮殿の中にある 「石橋の間」だそうです。(しゃっきょうのま)と読みます。 私は背景の絵がどのようなシンボルなのかにも注目して 見ていました。

天皇誕生日ご会見「石橋の間」風水コンサルタントフジワラユカ

中央にある大きな絵は、 能の演目「石橋(しゃっきょう)」に出てくる獅子舞を 描いた、前田青邨(まえだせいとん)の「石橋」という作品だそうです。 左右には同じく前田青邨の「白牡丹」「赤牡丹」が 飾られていました。 美しく艶のある赤い天井と薄桃色の絨毯。 そして中央にある3枚の絵は 金地に描かれたとても華やかなもの。 美しく誇らしい印象のお部屋だと感じます。 陛下が座られた位置は「誉」の空間。 そしてSeat of Power(力の座)の位置におられましたね。 この「石橋」(しゃっきょう)という能の演目、 どういうものかと興味をもちまして少し調べてみました。 (以下、引用です) 中国・インドの仏跡を巡る旅を続ける寂昭法師[大江定基]は、 中国の清涼山(しょうりょうぜん)[現在の中国山西省]にある 石橋付近に着きます。 そこにひとりの樵の少年が現れ、寂昭法師と言葉を交わし、 橋の向こうは文殊菩薩の浄土であること、 この橋は狭く長く、深い谷に掛かり、 人の容易に渡れるものではないこと[仏道修行の困難を示唆]などを教えます。 そして、ここで待てば奇瑞を見るだろうと告げ、姿を消します。 寂昭法師が待っていると、 やがて、橋の向こうから文殊の使いである獅子が現われます。 香り高く咲き誇る牡丹の花に戯れ、獅子舞を舞ったのち、 もとの獅子の座、すなわち文殊菩薩の乗り物に戻ります。 (引用おわり) 「容易に渡れる橋ではないこと=仏教修行の困難を示唆」という 部分に、今日の会見のお言葉と重なるものがありました。 いろいろな災害や政情の困難があり また、日々のおつとめの道も険しかった しかながら、その橋の先には浄土がある... というようなお気持ちなのではないかしら と勝手に想像してみました。 神道ですから仏教的な意味合いはないのかもしれません。 いずれにしても、 紅白の牡丹はめでたいイメージと日本を示し、 明るく舞を舞う獅子舞は、来たる年を祝うような希望が 感じられました。 また、皇后陛下の言葉とともに ご夫婦の信頼関係の強さ、思い合う気持ちの大きさにも 感銘を受けました。 (じーん。。。) みなさんは どのようにお感じになられたでしょうか。 両陛下について 「国民に寄り添ってくれている」 とコメントする方が多いですよね。 「寄り添う」ってとっても素敵だなと思います。 私もそうありたいなあと。 よいもの、美しいものを見習うことはとてもよいこと。 その波動に近づくことができます。 よきお手本として 自分の心持ちや言葉やしぐさや行動に 責任をもち、 常にやさしく、軽やかであるように。 今日はそんなことを心に刻みました。 本日も素敵なクライアントさん(ご夫妻)と お出会いをいただき、 思い出深いコンサルティングの時間を過ごすことが できました。 心より感謝申し上げます。 今日もお読みいただきありがとうございました。 心あたたかなクリスマスをお過ごしください♪

★風水メルマガ(バグアマップも進呈中)

★風水個別相談メニュー

★Facebookページ(いいね!増えてます)

★新刊本がでました!「親子の日常をサポートする子育て風水」

☆お問い合わせはこちらへどうぞ


閲覧数:10回0件のコメント
bottom of page